2016.04.29~05.04 大峯奥駈道(後半)
ゴールデンウィークを利用した大峯奥駈道、後半です。
楊子の宿から人気の少ない南奥駈を辿り、
クライマックスの玉置神社、大斎原、熊野本宮大社まで歩きます。
3日目 - 5月1日
この日は「楊子の宿」から釈迦ヶ岳、深仙小屋、持経ノ宿、平治ノ宿を目指します。
時間に余裕があれば行仙小屋まで足をのばそうかな。
この日、奈良の最高気温は26℃とのこと。
ベテランさんから「今日は暑くなるから水が要るね」とアドバイスを頂く。
水場の情報交換も終え、小屋をあとにします。
【お世話になった楊子の宿】
【鳥の水も出ていました】
青空。人の少ない静かな登山道。
あたりは見渡す限り山で街並みも見えません。
そんな場所を、ザックを背にしてただただ歩く。
オフィスとはまるで違う時間が流れます。
【孔雀の覗】
【釈迦ヶ岳】
【深仙小屋】
今回、スタート時のザック重量は14kg。(食糧6日分)
久しぶりのロングトレイルなので、極力重量をおさえました。
20kg越えの重量背負ってたら、もう1泊増えてたかも(汗)
今回の山行で改善点も見つかったので、あと1~2kgは減らせそう。
次のロングトレイルに向けもう少し試行錯誤してみようと思います。
【南奥駈道に突入】
【持経の宿。手入れが行き届き、とてもきれいでした。(トイレあり)】
【平治の宿】
最後のピーク、行仙岳への登りを終え、この日の宿へ到着。
トイレや囲炉裏、毛布もあり立派な山小屋でした。
(電子レンジまでありました!)
詳細は管理グループさんのHPがありますのでご確認ください。
(Googleで「行仙宿」と検索すれば「新宮山彦ぐるーぷ」さんのHPに辿りつけます)
さて、行仙宿に着いたらまずは水の確保です。
「水場へ10分」の標識に安心してはいけません。
10分間延々と下り続け、水場へ到着。
そして帰りは20分登り続けます(・。・;
トドメのひと歩きでしたが、貴重な水をたっぷり確保させて頂きホッと一安心♪
4日目 - 5月2日
昨日頑張ったおかげで、この日の行程は短いです。
のんびりと6時すぎに出発し、玉置神社を目指します。
【笠捨山】
【地蔵岳】
これまでずっと行先を示してくれていた道しるべ。
ようやく「熊野本宮大社」の文字が現れました。
【道しるべ】
【世界遺産-大峯奥駈道】
玉置山を経て、13時には玉置神社に到着。
お参りをし、(お願いして)お水を分けて頂いたのち、
うどんが食べられると聞いた駐車場へ。
お店のおじさんとの話がとても楽しく、うどんもおいしく、
長い時間いりびたってしまいました♪
【玉置山山頂】
【玉置神社】
【駐車場のうどん屋さん】
5日目 - 5月3日
5日目、最終日。午後から雨の予報。
少なくとも大森山と五大尊岳は雨が降る前に抜けておきたいところ。
AM5時には準備を整え出発。
【朝の玉置神社。無事下山できるようお参り。】
【玉置山周辺はしゃくなげが綺麗でした】
【大杉】
長~い坂を登りきって、ようやく大森山山頂に到着。
その後、五大尊岳へ。
最終日とはいえ、なかなか楽はさせてくれません。
【大森山山頂】
【五大尊岳山頂】
吉野からの道のりもいよいよゴール目前。
大斎原の鳥居が見えてきます。(感動)
サンダルに履き替えて川を渡り、12:00ジャスト大斎原到着。
熊野本宮大社へ無事到着のお礼をし、大峯奥駈道終了。
振り返れば、長いようであっという間だった5日間。
熊野の魅力がたっぷり詰まった山行でした。
【サンダルに履き替えて川を渡る】
【12:00ジャスト、大斎原到着】
【熊野本宮大社】
<おまけ①>
雨は翌朝にはあがり、熊野速玉大社、熊野那智大社をお参りする事ができました。
【熊野速玉大社】
【熊野那智大社】
<おまけ②>
今回、軽量化に伴って見直した装備。
【ザック - Gossamer Gear/Gorilla 819g】
【リッジレストは60cmにカット。テントマットはタイベックに変更】
【アルコールストーブ 35g 30ccのアルコールで500mlのお湯が沸かせます】