御嶽山飛騨山頂・摩利支天山
日程:2016年11月5日-6日
山名:摩利支天山(2959m)
山域:独立峰(御嶽山系)
メンバー:CL/NM、MY、FM、TY
2014年の噴火以来初めて、御嶽山に登ってきました。
今回は前日に濁河温泉に泊まり、早朝小坂口から飛騨山頂、摩利支天山を目指します。
よく整備された歩きやすい登山道を行きます。
お助け水のあたりから、数日前に降った雪が出てきました。
森林限界に近づくと、展望が開けて来ました。
飛騨山頂に到着。
氷ついた世界ですが、風もほとんどなく寒くありません。
それにしてもいい天気。眼下に雲海が広がります。
雲海に浮かぶ乗鞍岳。その向こうに、北アルプスの峰々が連なります。
御嶽山山頂はいまだ立ち入り禁止ですが、二の池までは通行できるようになり、長野県側の黒沢口にようやく通り抜けができるようなったとのこと。
この日はその手前、摩利支天山に向かいます。
真っ青な水をたたえた五の池
凍り付いた三の池
摩利支天乗越を過ぎると、風もさえぎられ、日差しに照らされて暑いくらいの登山道です。
摩利支天まで尾根道を上がったので、女性3人はここまでで十分満足
いまだ立ち入ることのできない剣ヶ峰。あんな大災害があった山も、いまは静かに目の前にあります。
手を合わせ、亡くなった方々の冥福を祈りました。
さくさくっと岩尾根を歩いて、摩利支天山頂まで行ってきたYさんと合流
いつまでも眺めていたい景色でしたが、そろそろ降りないとね。
無事、五の池小屋まで戻ってきました。
一日晴天に恵まれ、ずっと見たかった景色を眺められたことに感謝しつつ下山します。
少し西に傾いた光に照らされた山頂方面。
噴火後、ずっと足の遠のいていた御嶽山でしたが、またいつか登りに来ようと心に誓い、帰路につきました。