教育部勉強会:応急手当

教育部勉強会:応急手当

日程 :2013年6月20日(木)
目的 :教育部勉強会「応急手当」

応急手当の勉強会に参加してきました。
三角巾、新聞紙、テーピングを持参し、まずは、三角巾の使い方の実践です。講師は現役看護師のK.Sさんです。

腕を骨折した場合の三角巾の使い方を学びます。
三角巾の頂点を骨折した腕の肘の下にはさみ、両端を首の後ろで結んでつるします。

体になるべく密着させて、動かないようにする必要があります。フィット感を怪我人役に確認しながら練習します。

三角巾は、2つに折った状態から折り目の袋状になった箇所に手を入れ、ひっくり返すことを繰り返す(なんとも説明が難しいですが・・・)ことで地面につけずに細く折り、体に結びやすくすることができます。

三角巾での膝、耳、頭を覆う方法を繰り返し実践します。

なんだかすごい笑顔の3人組です(笑)

次に骨折した場合の固定方法をやってみます。
腕が骨折した前提で、新聞紙で固定してからさきほどの三角巾で腕をつります。
骨折した箇所の関節2箇所を固定する必要があるので、肘から手までを重ねた新聞で挟み込みます。可能であれば、上腕側も固定し、さきほどのように三角巾で首から吊ります。

大腿骨骨折の場合の固定方法もやってみます。
添え木になるようなものがない前提で、もう片方の脚を添え木にします。
今回はテントマットを足の長さに折ったものを脚の間に入れ、両足を帯にした三角巾で結び固定してみました。やはり固定する場所が大きくなると難しいですね。

また、足首捻挫で足首を三角巾で固定する方法を練習しました。一度、靴底が完全にはがれて歩きにくそうに下山する人を見たことがありますが、そんなときにも使えそうですね。

最後に質問コーナーでKさんの救急セットをご披露いただきました。傷洗浄用の小さな穴を開けたペットボトルキャップを忍ばせておくのは役に立ちそう!!早速マネします。

1時間30分ほどの勉強会でしたが、終わるころには、みなさん、三角巾をたたむのがずいぶん上達したようです。講師のK.Sさん、Kさん、ありがとうございました!

いまだ実際に応急処置をした・されたことはありませんが、きっとその際は、緊迫した状態でしょう。
その時、それをやったことがある、ないは大きな違いだと思います。
機会があれば、消防署で企画されている応急処置の講習会にも参加してみようと思います。

by H.H

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