焼岳
日時:2014年7月12日
個人山行 目的:活火山に登る!!
CL:Y.W、SL:T.H、メンバー:M.Y、N.M、F.M、K.T、H.H
台風8号が通り過ぎた翌日、北アルプス 焼岳に行ってきました。
事務所に泊まり、朝4:00ちょうどに出発。上高地へ向かいます。 今回は上高地から焼岳山頂を経由し、中の湯へ下りるルートです。 沢渡駐車場に駐車し、タクシーに分乗して帝国ホテル前へ。
カラマツソウが朝陽に輝いてキレイ!
登山口で地図を整置し、まずは焼岳小屋の方角をセットします。
登山口です。
樹林帯の中を進みます。道は整備されており、徐々に高度を上げていきます。
眺望があるところまで高度があがると梯子が出てきます。鉄・アルミの梯子が固定されており問題無いです。
焼岳山頂方面が見えてきました。
反対側には霞沢岳。
足元にはあざみの花。
最後の長梯子。下りてくる方と譲り合いながら安全に注意してさっさと登ります。
ゴゼンタチバナ。葉が6枚のものに花が咲くそう。確かに花が咲いているのは葉が6枚。
不思議ですね。
岩場を登ると樹林帯を抜けました。緑と空の青をバックに、涼しい風が吹き抜けます。
「ちょー、気持ちい〜♪」
焼岳小屋までもう少し!!
小屋まであと121歩、の目印を見て数えながら山小屋到着。
松本市市営の焼岳小屋で休憩します。次から次に訪れる登山客で賑わっています。
中尾温泉からの登山口と合流する中尾峠。
展望台。風が出てきました。体温維持のため、風を通さない上着を早めに着けます。
ざれはじめた急登を焼岳山頂に向かいます。そろそろバテてきました。
落石注意!
後ろを振り返ると歩いて来た稜線。 足が止まると自然と雪の残る山並みに目がいきます。 高連峰から槍ヶ岳、裏銀座の山々まで一望です。天気が良くてよかった!!
イワカガミが岩だらけの斜面に時折群生しています。
頂上付近の斜面で休憩。贅沢な休憩スペースですね。
頂上手前の鞍部にザックを置き、噴煙の煙る山頂に向かいます。風に乗った 硫黄臭が活火山の山であることを感じさせます。
焼岳北峰頂上。2,393m。
帝国ホテルの赤い屋根が見えるのでどれだけ歩いたか実感できます。
会旗といっしょに。 シャッター押していただきありがとうございます。
槍を見ながら次の山行のイメトレでしょうか!?
反対側は、火口湖と南峰。最高点2,455.4mがありますが、残念ながら登攀禁止です。
中の湯方面に下ります。樹林帯まではざれた道が続くので要注意。 階段もあり整備されているのが雨で流出しているようで少し歩きにくいです。 疲れた足ですべりやすいので気を抜かずに。
今回、お子さん連れのファミリー登山も多かった。お父さんがお子さんを背負って、お母さんが重量級のザックを背負って。みんながんばれ!
樹林帯に入ると大量の虫(ブユ)が発生。さきほどまでのすがすがしい気分とは真逆のうっとおしさ! 虫除けはほぼ効かず。防虫ネットなんているのか、と思いながら持って行きましたが、必須ですね。
逃げるように下山を急ぎ、下山途中に連絡して待っていてもらったタクシーで沢渡駐車場に戻りました。着いた〜、やっと虫から解放!
焼岳山頂からの北アルプスの風景は想像以上に格別でした。 でも、またさ来週には穂高岳から焼岳を眺めているはず!! 頑張って計画書作ります。
最後に、初アルプスのメンバーに付き合っていただいた皆さん、ありがとうございました!