初冬の木曽駒ケ岳で歩行トレーニング
日程 | 12月10日 |
山名 | 木曽駒ケ岳 |
山域 | 中央アルプス |
メンバー | CL/Y.K、I.R、T.K、S.Y(長距離歩行マニア)、K.D、S.Y(あつた女性陣でNo.1)、K.B、I.S |
2022年12月、木曽駒ケ岳で歩行トレーニングをしてきました。
本来なら、滑落停止などの雪上訓練も行う予定でしたが、雪が少なくて岩もむき出しだったので歩行トレーニングのみとなりました。
天気も良く、快晴の木曽駒ケ岳を楽しむことが出来ました。
バスターミナル駐車場から2600mの世界へ
8時30分過ぎにバスターミナル駐車場に到着して、9時15分のバスに乗り込みます。
バスターミナル駐車場はガラガラで、バスやロープウェイが混雑しているということはありませんでした。
ロープウェイに乗り、一気に2600mの世界へと向かいます。
ロープウェイを下りて、温度計を見てみるとマイナス3.5℃。
思っていたよりも暖かいため、各々歩き始めの服装に迷いながらも準備をしていきます。
登る準備を終えて外に出てみれば、そこには雲がない青空と雪が少ない千畳敷カールが広がっていました。
本来なら、駅周辺の斜面を使って滑落停止や雪上訓練を行う予定でしたが、雪が少なすぎて出来る状態ではなかったので新人チームとベテランチームに分かれて歩き始めます。
新人チームの様子
新人チームは、先輩たちが歩いていくのを見送ったら、アイゼンを付けた状態での歩き方やピッケルの持ち方や付き方について教えてもらいます。
アイゼンでの歩き方やピッケルの持ち方をある程度練習したら、実際に歩いていきます。
歩き始めから、なかなかのペースで歩き始める新人チーム。
雪が少ないもののこの日は本当に天気が良くて、富士山も頭をチロリと覗かせていました。
サクサク歩いて、八丁坂のとりつきに着きます。
しかし、ここから1人のメンバーの体調に異変が起こります。
歩けど歩けどペースが上がるどころか、どんどんとペースが落ちていきます。
登れば登るほど、頭痛と目の前が若干白くなる感じ、それから頭がフラフラする症状・・・
書き手のわたくしI.Sが高山病になりました。
なので、休憩を入れながらゆっくりと登ることとなりました。
乗越浄土
ゆっくりと休憩を入れながら歩いたおかげもあり、乗越浄土に到着する頃にはI.Sの体も高度順応しました。
乗越浄土まで来るも、12月にしては相変わらず雪はかなり少なめ。
雪がある場所で、滑落停止姿勢の練習や斜面でアイゼンワークの練習を行いました。
中岳へ
小屋のベンチで軽く行動食を食べて、すぐに中岳へ向けて出発しました。
中岳までの道のりは歩きやすく、景色の良さでテンションが上がってペースが上がらないようにゆっくりと行きます。
中岳に到着すると、先輩たちチームが山頂から戻ってきたところでここで合流します。
ベテランチームの様子
ここからは、ベテランチームの様子を書いていきます。
写真と後から聞いた話から想像して、書いてみました。
出発準備を早々と整えたベテランチームは、S.Yさん(アイスクライミング頑張るぞ!)を先頭で高山病にならないようにペースをつくって歩き始めます。
乗越浄土へ
ペースを落とすことなく、順調に乗越浄土へと上がります。
道中、I.Rさんが「ソースかつ丼食いてえな~」「胃の調子悪いんだよね」「あー・・・ソースかつ丼」とぼやいていたとかいないとか。。
この日はとても天気が良く、ベテランチームも景色を堪能しながらゆっくりと山頂へと歩いていきます。
さくさくと中岳へ
特に問題もなく、中岳に到着します。
相変わらずI.Rさんが「ソースかつ丼食いてえな~」とぼやいていたとか、いないとか。。
木曽駒ケ岳山頂
順調に歩いていき、山頂に到着です。
山頂に到着して、行動食を食べながらしばらく景色を堪能します。
名残惜しいけど、下山開始します。
新人チーム・ベテランチーム合流
I.Sが高山病になったせいもあり、かなり遅れをとった新人チームとベテランチームは中岳で無事に合流しました。
ここからは一緒に下山していきます。
新人チームは岩にアイゼンを引っかけないように注意しながら下山します。
まとめ
12月にしてはかなり雪が少なかった木曽駒ケ岳。
雪上訓練をすることが出来なかったのは残念ですが、この日はとても天気が良く景色が綺麗で木曽駒ケ岳山行を楽しむことが出来ました。
各々、アイゼンと冬靴の調子を確認出来たのかなと思います。
雪山楽しむぞ!
最後に、ずっとこの日ソースかつ丼が食べたいと言っていたI.Rさん。
帰りに明治亭で無事に食べることが出来て満足だったようです。