東ノ川本流〜規格外の大滝を見に

日程:2022/6/25-6/26
山域:台高山脈 北山川水系(大台ケ原)
メンバー:TH、会員外1

東ノ川本流に行って来ました。
大台ヶ原ビジターセンターから白崩谷を下降し本流へアプローチ、本流遡行後、シオカラ谷を吊り橋まで遡行する予定でしたが、時間切れで滝見尾根道を戻ることとなりました。

初日は大台ヶ原ビジターセンター付近に駐車し白崩谷を目指します。なんとなく沢状を降りていくと水が出てきて、やがて立派な滝が。

その後一度水が伏流しますが再度出てきます。濾過されているせいか驚くほどクリアな色調です。

下降に使うのが勿体ないくらいきれいな沢でした。
本流に合流後少し遡行すると右岸側に石垣跡のようなものが。上に出ると絶好の幕営地を発見。初日はここに泊まり焚き火です。

2日目は本流を遡行。とはいえ岩が大きすぎて流れの中を行けず、ほぼ巻きです。左右を巨大な岩壁に囲まれた中を進みます。

朝方は雨が降っていたのですが、やがて雨も上がりこの谷最大の滝が姿を見せます。

規格外の大きさに圧倒されます。下まで行くと最上段が見えないというサイズ感。これを見に来ました。

本流で時間をとられ、シオカラ谷は時間切れにて滝見尾根道へエスケープ…のはずが取り付き地点をミスし大変な目に…結局シオカラ谷を詰めたのとさほど変わらない時間で大台ヶ原駐車場に帰還。
行動時間は12時間近くとなりました。自分の持っている体力、技術などを出し切り、充実した遡行となりました。

<注意点>
※滝見尾根道への取り付き地点はわかりにくい
※遡行時間長くタフな沢という印象です
※滝の登攀は少ないですが、巻はかなり高度感があったりします
※岩の隙間は落ちると奈落の底なので要注意!