渥美トレイル ~絶景に次ぐ絶景~

日程:5月3日(水)日帰り
山名:大山(327.9m)雨乞山(233m)
山域:渥美半島
メンバー
CL/N.M.さん SL/K.M.さん T.N.さん B.K.さん H.K.(記)

この日は電車とバスを乗り継いで渥美トレイルへ行ってきました。渥美半島の南側から北へ、大山、雨乞山と経由して縦断する行程でした。地形の変化や展望ポイントも多く、登り始めてから降りるまで始終楽しめる最高の一日となりました。また、暖かくなってきたこともあり多くの虫たちが顔を出し、私たちを迎えてくれました。

始まりは山ではなく

越戸のバス停で降りた私たちがまず向かったのは、山ではなく・・・

海だ!
この日は日差しが強く気分はもう夏・・・

山も良いけど、海も良いですよね。
潮溜まりを見るとつい何がいるのか探してしまう。
海岸の防波堤からはこれから登る山が見えました。
皆さん気合も十分なので・・・

さぁ行こうか!

しばらく一般道を歩いて登山口まで向かいます。
登山口には神社がありました。

立派な神社。

散歩にぴったりな気持ちの良い道。
これが続くのかな?と思いきや・・・

すぐに道はただいま工事中といった感じの地表むき出しの荒れた道へ。
木陰が少なく、急坂のため強い快晴の日差しに体力を奪われてゆく・・・
脇道を進むと再び鳥居が。

また別の神社がありました。

左の虫はおそらくミカワオサムシです。今回の山行ではたくさんいました。
右の花はモチツツジだそうです。

しばらく進むと木陰のある道になります。そして現れたのは電波塔。
昔は米軍が使っていたそうです。状態の良いところを見ると今も何かに使われているのかな?

木陰の中は涼しくて気持ちが良いです。

パステルカラーの黄色がかわいい🐛
この子は、ヒョウモンエダシャクだと思います。

あっという間に大山山頂の展望台につきました。
ここは電波の通りが良いんでしょうか?
展望台では無線をされている方がいました。山にもいろんな楽しみ方があるんだな~!

山頂で軽い休憩をとります。大塚国際美術館に行かれたK.M.さんからマンマローザの差し入れをいただきました。

大山の少し先の展望にて。

しばらく行くと登山道がとても整備され歩きやすくなりました。

草の生えている岩は臍岩と言われているそうです。なかなか存在感があります。

地形の変化が楽しい。ここを登ったところでお昼休憩にします。

観音の腰掛岩というところでお昼にします。岩に上ると絶景が。
特等席でラーメンを食べるB.K.さん。いい匂いが漂う🤤
足元には気を付けて!

ここから弁当岩を経由してタコードへ向かいます。タコードってなんだろう??
登りは結構な急登になりますが、ここまで歩いてくると体も馴れて道の変化が楽しい。

急登の先には切り立つ崖。そこを超えると草が生い茂る登山道があります。
草をガサガサしながら進むのは楽しい。こうでなくっちゃ!

弁当岩に到着しました。

そして始まる撮影タイム!皆ですっかりはしゃぐ。
ここもお昼を食べるにはぴったりの場所ですね🤤

その後はタコードへ向かい、来た道を引き返し雨乞山へ向かいます。
景色が本当にきれいで、疲れも忘れてずっと歩いていられそうです。
すごいすごいぞ渥美トレイル!

雨乞山に到着。三河湾が近づいてきました。
いよいよ今日の旅も終わりが近づく…
少し名残惜しいね。

集合写真 Aバージョン

集合写真 Bバージョン

雨乞山から下山します。

雨乞山の下には祠が。
この辺りには大きな川がないので、農業には雨がとても重要だったのだろうと思います。
こうした”雨乞”と名の付く山は各地にたくさんあって、その土地の生活や歴史を今も伝えています。

無事下山してきました!

お疲れさまでした

この日は快晴に恵まれ、清々しい景色の連続を楽しみながら歩くことができました。行程も決して楽ではありませんでしたが、会話も弾み始終賑やかで楽しい山行でしたね。暖かくなってきたこともあり、多くの虫たちが顔を出し、芋虫たちが知らぬ間に私たちの服やバックパックにくっついてきてしまうことがあり、みんなで取りっこするのもなんだかおもしろかったです😄
ただこの日半袖だった(記)はケムシに腕を刺されてしまいました。痛みはチクっとする程度でしたが、針が腕に何本も刺さり、現地にてテープとピンセットで取りました。その後痛みはありませんでしたが数日かゆみが続きました。虫たちに会うのは好きなのですが、これからは長袖かせめてアームカバーはして行こうと思います。

N.M.さん K.M.さん T.N.さん B.K.さん、そして渥美トレイルの山々と虫たち、とても賑やかで楽しい山行をありがとうございました!またどうぞよろしくお願いしますm(__)m