愛知の130山 六所山・焙烙山〜ちょっとハードなハイキング

日程:2021/4/25
山域:三河(豊田市)
山名:六所山(611m)、焙烙山(683.5m)
メンバー:CL/KM、他9名

ハイキング日和の日曜日、10名で豊田の六所山と焙烙山を歩いてきました。
「愛知の130山」では、豊田市総合野外センターからの道を紹介していますが、今回は20年ぶりに完全リニューアルした「分県登山ガイド 22 愛知県の山」に掲載された松平東照宮からのコースを歩いてみることしました。

松平東照宮の駐車場のすぐ前の林道が登山口になります。

歩き始めてすぐ、眼下に徳川家康のご先祖にあたる松平親氏の銅像。
銅像横の階段を登るとこの林道に合流します。

この辺りは干支にちなんだ登山道がいくつかあります。この辺りは「寅廻り」

途中、松平家の墓所を横目で眺め、歩くことしばしで展望デッキに到着しました。

まだ比較的新しい展望デッキからは、遠く四日市のコンビナートまで見通せるようです。この日は少しかすんでいましたが、なかなかの眺めでした。

登山道はよく整備されています。ここは伊勢神宮遥拝所。
木立で何も見えませんが、かつては伊勢神宮方面が臨めたのでしょうか。

六所神社に到着。ここから六所山の山頂に向かいます。

眺めのない六所山山頂に到着。

山頂のちょっと先に「展望台跡」がありましたが、樹木が生い茂り、眺めはありません。愛知の130山では展望台として紹介しているので、20年以上前には眺望があったのかも。
低山あるあるです。

展望台跡手前に「見晴台」とあったので、今度はきっと眺望があると期待して行ってみることにしました。

案内版から200mほど歩いた見晴台は、反射台があるだけで眺めはいまひとつ・・・ちょっとがっかりで山頂に戻ります。

山頂からいったん六所神社近くまで下って、分県ガイドに乗っていたコースで焙烙山に向かおうと思ったんですが、あら不思議。道がありません。
ヤマレコの「みんなの足跡」にも件のルートに軌跡はなく、そのかわり別の林道に色濃く歩いた跡があったので、その道を進んでみました。

林道をくねくね下って、ほどなくうさぎコースに出ました。この辺りで従来の登山道に戻るようです。「うさぎコース」を行きます。

どうも、干支の名前のついたコースと、「うさぎ」、「きつね」等のコースは違うもののようです。分県ガイドでも、何となくごっちゃになっている感じでややこしいです。

豊田市総合野外センター東駐車場に到着。

駐車場に案内図がありました。これまで歩いて来た道を地図と照らして確認します。

駐車場から少し行ったところから、六所山が良く見えました。
新緑の山のキレイなこと。ついさっきまであの頂にいたんだなぁ。

しばらく車道を上がって行くと、焙烙山近道の案内が。
車道をそのまま行くと1.9kmもあるので、もちろん近道を進みます。

近道を歩き始めて、ようや少し登山っぽい道になりました。

焙烙山直下のトイレと水場のある駐車場。ここから、ほんの一登りで山頂です。
いくつかコースがありますが、登りは「おもいやりの道」、下りは「たくましさの道」。あとから、これは反対にすれば良かったねと反省することに・・・

駐車場から一登りで、展望台のある山頂に到着しました。

山頂からの眺めは、まさに絶景。ここまで頑張って歩いてきた甲斐がありました。

帰り道も長いので、記念撮影をしたら下山開始です。
行きに見落としたかもしれない六所山からのショートコース、帰りも見つけることができませんでした。また、調査にいかないとね。

行きは長いと感じた登山道も、帰りは早く感じます。
無事下山後、松平東照宮に登山のお礼参りをして、距離13.2km、累積標高差1110m、行動6時間40分の、ハイキングと呼ぶには少しハードな一日は楽しく終わったのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。