岳沢から前穂高岳
日程 :2014年7月20日(日)~21日(月)
目的 :北アルプスの3000峰に登る
メンバー:CL/NM、KS
梅雨明け寸前の北アルプス、前穂高岳に登ってきました。
上高地を出た時は、こんな感じ。
目指す穂高の稜線は低い雲の中に隠れたまま。
整備の行き届いた重太郎新道をひたすら登っていく。
途中の天然クーラー。本当に冷たい風が吹いてきて、気持ちがいいこと。
少し涼んでから、また歩き始める。
標高が上がるにつれ、だんだん西穂から奥穂へ続く険しい 稜線が姿を表してきました。
歩き始めて3時間ほどで岳沢小屋に到着。
5回も雪崩で流され、いまある小屋は5年程前に再建されたとのこと。
この日はここで宿泊。食事もおいしく、快適な小屋でした。
翌朝はよく晴れた。気分上々で前穂山頂を目指します。
それにしても、小屋を出て、テントサイトを過ぎてほどなく、こんな岩場やら
こんなハシゴやら・・・
まだ、しっかり目覚めていないカラダにはちょっとハードな道。
それでも、だんだん標高が上がり、前日は雲の中に隠れていた稜線が間近に見え出すと気分がワクワクしてきます。
1週間前に登った焼岳も、下に見下ろすようになってきました。
さらに、こんなところを登ったり,下ったりして
紀美子平に到着。
ここで荷物をデポして、いよいよ前穂山頂を目指します。
30分ほど岩の道を登って、無事前穂山頂に到着。
前穂の1等三角点にもタッチできました。(これで、NMは3000m峰21座完登♪)
無風快晴の前穂山頂からの景色。
残念ながら、今回は吊尾根を歩いて奥穂までは行けなかったけれど、またいつか!
夢中で登ってきたけれど、山頂から降りるのはちょっと怖いね。(^^;
慎重に三点支持で下って・・・
大勢の登山客で賑わう紀美子平まで戻ってきました。
その先も、こんな岩場が続くので気が抜けません。
岳沢小屋まで戻ってやれやれ。あとはノンビリ下るだけです。
登って来る時には咲いていなかったミヤマキンポウゲも登山道を彩ります。
ずいぶん下ってきました。
ここまで来れば、登山口はすぐそこ。
帰ってくれば、いつもの喧騒の上高地。
念願の前穂を登ることができ、大満足の山行でした。