Alpine Summer Camp

日程 8/11〜13

メンバー RI YS YM KB KY(記)

山域 北アルプス 北穂東稜 (前穂北尾根)

夏合宿で涸沢ベースで北穂東稜に行って来ました。予定では前穂北尾根も行く予定でしたが、荒天予想、メンバーの体調不良により前穂北尾根は宿題となりました。季節柄台風が2つ来ていたため、実施するか判断に迷いましたが、撤退覚悟で涸沢に行ってきました。

前夜発で沢渡第二駐車場にあるライダーズハウスに泊まりました。ここは、前回会の山行で別メンバーが使用し畳み部屋で寝れるとのことで、私達も使用してみましたが、駐車場の前で車の出入りが多く、私はほとんど眠れませんでした^^;

8/11山の日当日、涸沢に向けて出発。天気良し!

横尾山荘前で国際山岳医の大城さんが配っていました。私以外のメンバーは飲料水代わりにガブガブ飲み干していました。症状ある時に飲む飲料水のはずですが。。。

涸沢まで登りは滝汗です

涸沢に到着。メンバー5人だったので、4-5テント1張、ツエルト 1張。滞在中雨に降られなかったのでツエルトでも快適に過ごせました。

涸沢と言ったらビールにおでん。これまで皆でトレーニングで頑張ったご褒美です。

夜の涸沢の星空も贅沢なご褒美です。

翌朝、3時半発で北穂東稜に向けて出発。メンバーIは体調不良でテントキーパーに。

翌日行く予定の前穂北尾根へのアプローチ。目視出来るだけでも6パーティー。渋滞必須^^;

北穂南稜の途中から登山道を外れ東稜へ。ガレているので落石要注意です。

そこそこ急登です。

東稜に乗ってからルートを探していると目の前に雷鳥が。

東稜トラバース1ピッチ目。ここは途中落ちたら嫌なところがあるためロープを張りました。

2ピッチ目。ここもロープ張りました。最後は懸垂支点もありましたが、僕らはルートを見つけてクライムダウン。

東稜(ゴジラの背)全容。

北穂への最後の登り。

北穂東稜より無事登頂!

登頂後は北穂小屋のテラスでコーヒータイム。次来る時は小屋泊で、このテラスでビール飲みたい!

コーヒータイム中、Kが小屋番のお姉さんを見ながらニヤニヤ。写真撮ってあげようか?と問いかけると、よろしくお願いします!と元気よく。(小屋番のお姉さんも快く一緒に写真に入ってくれました)

コーヒータイム後はIさんがテントで待っているため、予定していた奥穂までの縦走をやめて南稜を下山。そのまま涸沢ヒュッテで1日目の登頂を祝して乾杯。朝早かったのもあり、少し飲んでから各々岩の上や、岩の影でお昼寝タイム。

初日か2日目か忘れましたが、涸沢小屋の裏メニューのパフェを目の前に乙女になる、九州スウィーツ男児のIさん。

行く予定だった前穂北尾根

3日目は全装で前穂北尾根の予定だったが、昼以降の天気が崩れる可能性があるのと、メンバー1人の体調が良くないため、そのまま下山となりました。今回は本番ギリギリまでメンバー皆でしっかりとトレーニングしてきただけに、メインの前穂に行けなかったのはとても残念。ただ、目的としていたアルパイン 技術の向上は果たせたのではないかと思います。前穂は行けませんでしたが、今回のためにやってきた事は、これからの冬季登攀のために役立ててもらえればよいと思います。メンバー皆さんお疲れ様でした!!