八ヶ岳西面でアルパインフルコース
日程:2018/11/23-25
山名:赤岳 西面
山域:恵那 八ヶ岳
メンバー:CL:IK KF 会員外2名
どうも、KFです!
今回はKI君、ほか関東のクライマー2名と赤岳西面でアルパインクライミングをしてきました~
23日は小同心クラック
24日は中山尾根登攀
25日は大同心南稜(バンドまで)に登りました!
23日
初日はテントを赤岳鉱泉に立てて大同心稜から小同心クラックへ。
まだ雪の降りは甘く、霜が付いている程度でした。
大同心基部、雲稜ルート、どうやって上るんだ~?
小同心までトラバースしてきました。霜が付いているものの雪はあまりない感じです。
準備中・・・・
ガシガシよじっていきます。私とKI君で組んで後続で登ります。
2P目終了点から。
ガンバ!
2P目Ⅳ-級を途中で切ったので、全部で4Pになります。
凸岩の手前で切りました。
トップアウト。そのまま硫黄経由で鉱泉まで下山します。
24日
2日目は中山尾根に行きます。
中山乗越から踏み跡をたどって詰めていきます。
中山尾根の岩に出合う。
この先から攀じていきます。
けっこうな長さのルートだったのであまり写真を撮る余裕も無く・・・
途中の200mの雪稜から・・・雪がないので雪稜になってませんね(笑)
雪稜後の岩稜。
激闘を制してご満悦のKI君
登攀が終わって地蔵尾根から下山。
中山乗越まで戻ってきました。
昨日登った小同心クラックとさっき登った中山尾根が見えます・・・昨日ついていた霜も全て溶けてしまった様です・・・
25日
3日目は大同心南稜へ。
最終ピッチはA1が出てくるので、バンドまでとしました。
大同心稜を進みます。
取り付き点から。う~ん、ルートがわかりにくい・・・
2P目がトポだと屈曲していて流れが悪そうだったのですが、屈曲点の途中でペツルのボルトが2個打ってあったので
ピッチを切りました。
2P目終了点から。いい眺めですね。
3P目終了点。
雲稜ルート最終ピッチを偵察。
う~ん。たしかにA1だw
それが夏に岩靴なら・・・・
鉱泉に戻って荷物をまとめて帰ります。
アイスキャンディーはまだまだみたいですね。
今回、冬季クライミングの1発目になるかと期待しましたが、まさかの暖かさで氷が発達せず、岩をアイゼンで登るだけのクライミングになったしまいました。
とはいえ、本格シーズンに入る前の丁度良い練習になったと思います。雪が降って氷が発達するのが楽しみですね~
また、基礎的な登攀力や人工も含めた技術力についてまだまだ学ぶことが多いなかと感じた山行になりました。では!