登りも巻きも痺れた!中御所本谷!
日程:8/1
山域:中央アルプス
メンバー:古田(記)、石原
あ~お盆、雨かよ~(泣
本来なら赤石谷で今頃いっしーとイワナでひゃっほーしてる予定でしたが、残念ながら中止。
8月のお盆も過ぎないうちに秋雨前線とかやめてほしい限りです。
嘆いてばかりでも仕方がないので、トレーニングで行った中御所本谷の記事を上げていこうと思います。
前日に柿其渓谷の遡行もしていますが、そちらは石原君が後ほどアップしてくれる予定です。
まずはバスでしらび平へ。
日暮れの滝1P目、自分がカンテ沿いをリード。
同時3P入山で自分らは3番手でした。他パーティーは凹角沿いを登っていました。カンテ沿いは残置ハーケン豊富。
下部数手が悪いですが、そこを抜ければ上部は快適
2P目は石原君がリード。中間部が悪そうでした。
核心の15mCS滝。手前の支沢から巻く記録もありましたが、自分たちは横のリッジを登りしました。
ここは石原君が気合のリード!強い!
ホールドが乏しくなかなか登るのに難儀しました。ホールドの中に泥が詰まっていたり、そもそも、ホールド細かめです。
先行パーティー待ちでここで3時間くらいロスしました。
終了点から振り返って
ちょっと進むと廊下に入ります。写真じゃ伝わりませんが、黒部の下ノ黒ビンガのような大迫力!
宝剣滝周辺は3段全部右岸巻きでCS10m滝へ。
ここは自分がリード。このピッチは50mロープがないと途中でピッチを着る必要がありそうです。僕らは50mだったのでワンピッチでぬけました。
リードで抜けれてご満悦です。
ここからまたしても右岸巻でドはまり。20m40m滝の手前まで右岸で巻いていきます。薮漕ぎが上手になるなぁ~(;´Д`)
巻き終わって20m40m滝の分岐まで戻ると、すでに16:00
やばい、ロープーウェイの終電の時間が迫る・・・
手前の支沢を途中までフリーで登って途中から確保しながら登り上がる。
今度は左岸側を薮漕ぎ&薮漕ぎ・・・・
薮漕ぎがうまくなるなぁ~(強調)
なんとか本流まで戻ると最後の小滝帯にでました。
あと15分、もう時間がない。詰めがきれいだなぁ~なんて気にしてる余裕はない!
すごい勢いで小滝を詰めていく。
オリンピックにスピードシャワークライミング男子があったら僕ら間違いなくメダリストですね!
おっしゃぁ!!千畳敷まで抜けたぁ!!!
でもあと5分!ダッシュで何とかロープーウェイに飛び乗る!
中御所本谷、ズーッと気になってた沢だったので今回やれてよかったです。
登攀の厳しさもそうですが巻きがうまくできなかったことと待ち時間が結構長かったことで時間ぎりぎりになってしまいました。
このルート、他パーティーと重なると時間がめっちゃタイトになりますね。
絶対1番手を取りたいところです。
(途中でも先行パーティーの登攀待ちが1時間ちょいあったので、もしくはうまく追い越していけばよかったのかもしれません。)
巻きのヘタクソさも問題ですね~低く低く巻きができるよう配慮すべきですが、低く巻こうとすると登攀力も要求されるので、ここらの塩梅をうまく見極めて巻きたいところです。
次行くときはもう少しスムーズに遡行できるといいなぁ~では!