あつたのWater Peopleが行く!赤坂谷&ツメカリ谷

日程:7月8日(土)日帰り
山名:赤坂谷→ツメカリ谷
山域:鈴鹿
メンバー
A班:CL/T.H. SL/S.S. D.K. K.F. H.K.(記)
B班:CL/Y.S. SL/M.I. K.T.  K.N. 

今回は9名で赤坂谷、ツメカリ谷へ行ってきました。天気予報では午後から雨が降る予定でしたが、前日までの天候が安定しており、山行中の増水の恐れが低かったため決行となりました。当日はほとんど降ることはなく山行を終えました。

山行全体にかかった時間は休憩時間も入れおよそ10時間。歩いた距離は約12.7㎞と、長時間の沢トレーニングとなりました。

神崎橋駐車場に駐車し出発!!

入渓地点までは一時間ほど歩きます。舗装されていて歩きやすいのですが汗ばんでしまいました。

入渓地点に着き、沢装備に切り替えます。ここからはA班とB班は別行動。

曇りとはいえ水温はそれほど高くなく気持ちが良い!

水かき付き手袋を試している(記)。
(記)は色んなガジェットを試すのが好きなのである。

晴れの日の沢はキラキラして綺麗ですが、曇りの日の沢もとても神秘的で美しいのです。

どんどん登ろう!!

先行していたA班ですが、いつしかB班に抜かされます。 

写真に写っているのは先行するB班の皆さん。
ここで今日初めてロープが出ました。滝までは泳いで行きます。

滝の上から。A班は休憩中。

鈴鹿の沢は美しいです。光と闇がここまで絶妙に混ざり合う場所があるでしょうか。光と自然の織り成す芸術に時のすぎるのも忘れるようです。

A班も滝を越えB班の後に続く。
しかし一度途中でちらっとその姿を確認しただけで
その後、A班がB班に追いつくことはなかった。

のちに、そのことがちょっとした混乱を引き起こすことになろうとは
その時は誰も思ってもいなかったのである。

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しかしそれだけでドラマは終わらないのがあつた勤労者山岳会。

S.S.さんが携帯を紛失されたのである。
そしてこちらも後に驚くべき展開を見せるのであった。

この日は赤坂谷を遡り、ツメカリ谷を下るという豪華ルート。
赤坂谷の途中で山へ入っていきます。

テープもところどころにあり、それなりに歩きやすい。登って登って鞍部に出たら…

ツメカリ谷へ続く枝沢を降りて行きます。

ツメカリ谷の少し開けたところで休憩をとります。

その後は・・・

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りな

ッコ!!

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!!

そんなこんなで、A班は沢登りとキャニオニングを存分に楽しみ、さらには林道を下山中、S.S.さんの携帯が京都山楽同好会さまによってレスキューされたという連絡が入り、我々A班はご機嫌で山行を終え・・・るはずだったのであります。

喜々として駐車場へ向かうA班。するとそこには見慣れたB班のK.N.さんの車があるではありませんか。あ~待っててくれたんだね~悪いことしたな~と話し合いながら歩いて行ったのですが・・・

駐車場に先行していたはずのB班の姿は見えず。車内にも荷物はない…
ルートも同じでA班よりずっと先行していたのにまだ帰ってきていない?

ヤバい!ヤバいぞ!!

そうB班は・・・

道を間違えていた・・・

そしてやはり・・・

・・・

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飛んでいた!

めでたしめでたし!

夏はこれから。沢もこれから。

VIVA 沢!!