霊仙山:標高1000mの世界?

日程:2025年4月26日(日帰り)
山域:鈴鹿
山名:霊仙山 1083m(南霊岳・経塚山)
メンバー:MI、YS、HU、SG(記)
目的:トレーニング
行程:今畑登山口→笹峠→南霊岳→霊仙山最高点→霊仙山→経塚山→汗ふき峠→落合区登山口

鈴鹿の最北、霊仙山へ行ってきました。
天気は良いが風が強く、気温も上がらないと予想されていたため、風対策はしっかりして臨機応変に脱ぎ着を想定します。
車は今畑登山口より少し手前に駐車。準備を整えて登山口からすぐそこそこの急登を登り始めます。
スタートは樹林帯、風はほぼなし。廃村(今畑集落)を通り過ぎ、空が明るくなると登山口からおよそ1時間で笹峠に到着します。
木々が減ってくると霊仙山特有のカルスト地形の景観となります。景観としては最高だが、3ヶ月振りに標高1000m超の山行に臨む私には、あそこを登ることを考えると一瞬ゾッと。。
赤ペンキはあるが、具体的は決まったコースはないようです。先導者の配慮もあり、私も無事に登ることができました。
近江展望台を過ぎると石灰岩を含む広い稜線となり心が弾みます。鈴鹿の山々、湖東の町、琵琶湖が見渡せます。
山頂に近づくと開けた草原地帯も広がり、南の方角で鈴鹿北部の山を確認しながら、霊仙山の最高点に到着。
稜線に上がると時々に風が吹き出すが、想定したより風は弱い。

最高点付近から霊仙山山頂に目を向けると、草原にカルスト地形と雪渓が見えて、標高が最高点で1094mなのにもっと山の中にいると感じます。
山頂へはルートが分かれますが、我々は経塚山分岐の方角を進み、山頂を目指しました。
山頂は見晴らしもよかったですが、風が強く写真を撮るとすぐに少し下り風を避けて休憩と昼食タイム。
食事が終わると風が吹く中、経塚山、汗ふき峠を経由して下山します。
途中、伊吹山をバックの池塘、霊山神社を見ながら進み、雪渓、カルスト地形も見納めです。
汗ふき峠からは途中に数か所渡渉外をしながら落合区の登山口までは沢沿いに下ります。
樹林帯、カルスト地形、草原、沢と変化がある、たのしい山でした。

今畑登山口 

笹峠では、休憩したいところ

霊仙山の西南尾根らしい尾根は続きます。

鈴鹿の北部を地図で確認

霊仙山最高点付近から山頂を望む

霊仙山山頂

山頂直下から最高点を望む

経塚山を過ぎ、今回はなだらかな尾根を選択

奥には伊吹山

経塚山で別れた道と合流して神社へ

大洞谷を落合登山口へ向かい下る

旧落合集落