岩古谷山 ~そこは小さな神秘の世界~
日程:5月2日(火)日帰り
山名:岩古谷山(806.9m)
山域:奥三河
メンバー
CL/T.N.さん SL/N.M.さん K.N.さん H.K.(記)
この日は三河の岩古谷山へ行ってきました。行程自体は短いですが、日本にいることを忘れてしまうようなダイナミックな地形、熱帯雨林を思わせる自然…それはまさに神秘の世界への旅だったのです。
さぁ Let's Go!!
この日は道の駅したらに集合しました。快晴で朝からとても清々しい。
道の駅には廃線となった鉄道の木製車両や郷土資料館などあります。
山に行くのに朝から観光気分😄
カフェ音鳴さん。先輩が以前から気になっていたということで寄ってみました。この日はお休みだったのですが、オーナーの方がお店の中を見せてくださいました。
音楽が大好きなオーナーさんのこのカフェでは、様々なミュージシャンの方がライブをするそうです。この絶景を見ながらライブの音楽を聴いてまったりできるとは・・・天気の良い日には屋外のステージもあります。
登山口へ
音鳴さんから少し車を走らせ、堤石トンネル登山口付近の駐車場に車を止め、登山口へ向かいます。
なぜ看板に東京まで399Kmと書いてあるのだろう??と思っていましたが、東海自然歩道は東京から大阪までつながっていて、全長は1700㎞以上になるそうです。そして今日通るルートの一部は東海自然歩道の三大難所の一つとされています。
しばらく歩くとトンネルが。入山はその右手から。
木々の隙間から差し込む朝日がとても神秘的。
そこは神秘の世界
入山して早々深い緑と巨石や切り立った崖に囲まれ、神秘的な空気に包まれます。
階段をひたすら上ります。
神秘的で厳かな空気が広がっています。
熱帯雨林のジャングルにいるような気持になります。
体感では感じませんでしたが、崖に囲まれていて湿度が高いのでしょうか。
切り立った崖から水が流れています。雨が降ると水量が増え、滝になるそうです!
ちょっとした洞窟。ここは通り抜けられます。
切り立った崖からは崖を伝って根を伸ばした木がたくさん生えています。
本当に自分は今どこにいるんだろう?と感じてしまうような世界が広がっていました。
不思議の谷を抜けて
しばらく上ると、先ほどの深い不思議な空間から一時的に抜け出します。
それでも切り立った崖沿いを歩くことになるので足元には要注意です。
休憩所もすごいところに立っているんだ・・・
あの不思議な厳かな空間を登ってくると、自分がまるで人の世界から切り離されたように感じてしまいます。すぐそこに見える人里が、すごく遠く届かないところにあるように感じます。
長い階段の後は、木の根っこの階段です。
そして本日最大の難所鎖場。(記)は下からは先輩T.N.さんにサポートされ、上からも先輩N.M.さんにサポートされ登っていきました。
岩質が滑りにくく、くぼみも多いので上りやすいですが、油断は禁物!
ちなみにこの岩場は巻くこともできます。
山頂へ
鎖場を越えたらそこはもう山頂(?)。
他の登山者の方に集合写真をお願いしました。
山頂の横に行くと少し高いところがあり、景観はすごいの一言!
写真ではなかなか伝わりませんが、180度広がる絶景に感動…
皆さん思い思いに遠くの山を見つめます。
お昼を食べ、撮影会も済むと下山ルートへ向かいます。しかし・・・
再び現れる絶景!
始まる撮影会!
やっぱり山って楽しい!
下りも崖沿いを降りていきます。
このルートが東海自然歩道の一部だそうで、三大難所の一つと呼ばれるところのようです。
崖沿いのため見晴らしもよく、山や谷が本当にきれいで・・・
つい見とれてしまいますが、足場も悪いので慎重に進みます。
一応階段状になっています。
こ、これは・・・!
崖の横に沿って続く橋。
これ”橋”なんです。崖から張り出しているんです・・・
中国の写真でこのような感じのを見たことがありますが…そのミニバージョンみたいな感じ…
恐怖の橋を抜けると突然拍子抜けするほど歩きやすい道になります。
降りてきました!
下山後は近くの千枚田に観光へ行きました。
今日は絶景が終わらない。
まとめ
この日の山行は時間にしてはとても短いものでしたが、(記)にとっては最も印象深い山行の一つとなりました。それはやはりあの神秘的な空間が、これまで見たことも想像したこともなかった、私にとって全く新しい空気感と風景だったからだと思います。あのような場所がこんなに身近にあることはとても素晴らしいことだと感じました。
本日はこのような貴重な山行に同行させていただき、皆様ありがとうございました。
またどうぞよろしくお願いしますm(__)m