教育山行:御池岳・鈴北岳

日程:10月1日(土)
山名:御池岳(1247m)・鈴北岳(1182m)
山域:鈴鹿山系
メンバー:CL/Y.S A.H T.A D.K M.K M.I Y.S K.B S.S(記)

教育山行で鈴鹿の御池岳・鈴北岳に行ってきました。勉強会テーマ「安全登山とは、計画書の作り方」の机上講習を踏まえての実技山行です。
暫く、季節感のない残暑が続いていましたが、ようやく初秋らしい爽やかな天候に恵まれ、新入会員の方々と充実した山行、まったりとした山を楽しんできました。

コグルミ谷登山口から入山

秋の花「アケボノソウ」・・・花冠の斑点模様が夜明けの星空に似ていることから命名  
               別名:キツネノササゲ
               花言葉:朝の到来を告げる曙のイメージから「今日も元気で」
              「前向き」ポジティブ
               10月6日の誕生花、山形県や関東の特定地域で絶滅危惧種に
               指定されている。

山中は初秋らしい、とても爽やかな気持ちの良いコンディションでした。

御池岳の山頂(1247m)・・・鈴鹿山脈の最高峰

日本庭園と呼ばれる草原・・・もう少し秋が深まれば綺麗な草紅葉に・・・

鈴北岳の山頂(1182m)・・・ゆったりと時が流れ・・・「まったり」としました。(*´ω`)

山頂から少し離れた所でツェルト設営の練習

講習を終えて下山

鞍掛峠を経て駐車場に下る。

★今回の撮影した写真をスライドショーにまとめました。ぜひ、ご覧ください。
                         ※音が出ますのでご注意ください。

初秋らしい好天に恵まれ、とても気持ちの良い教育山行でした。教育部長のY.Sさん、ありがとうございました。参加者の皆さんお疲れさまでした。

※今回のテーマ「安全登山とは・計画書の作り方」勉強会(机上)の担当者として振り返ると少し反省点があります。実技山行中に認知バイアス:「思い込みによるすれ違い」、「自分達は大丈夫だろうという思い込みによる計画書にない行動」等々、潜在する遭難事故の要因を見逃してしまったことです。机上で説明したのに…私も参加者も認識が今一つ・・・(;'∀')反省です。 m(__)m
高齢者の遭難事故が多いのも年齢を重ね、経験を重ねた分、思い込みが増えて論理的な考察なしで「これぐらいは大丈夫と思い込み」暴走(己の体力や実力の認識不足、論理的でない思い込みと横暴)するのが原因と思われます。楽しい山登りは誰もが望むものですが、安全第1でお願いします。これから…さらに高齢者の遭難事故が増える傾向です。私も含め気付きのある方は、教訓として今後の山行に活かされることを願います。