2023年 愛知の山 棚山と宇連山
日程:4月9日(日)日帰り
山名:棚山(760m)・宇連山(929m)
山域:東三河
メンバー:CL/T.N.さん, SL/N.M.さん, M.I.さん, K.Nさん, H.K.(記)
この日は東三河の棚山と宇連山の山行に行ってきました。
天気も良く晴れ、気温もちょうど良く絶好の登山日和。
今回の行程は景観や地形、植生の変化が富んでいて、最初から最後までたっぷり楽しめる山行となりました。
新庄市の”谷川”横の林道を車で進み、突き当たりのゲート横から入山しました。
途中の道は落石のあるところもあり、通行は注意が必要です。
途中倒木が道をふさいでいました。車で通るためにはどかさなければ。みんなで力を合わせどけますが、この木、ただ崖に倒れ掛かっていただけでなく、中央にツタが絡まっていて、崖からずり落ちると同時に反対側が跳ね上がり、危うくけがをするところでした。
林道を進むとゲートがあります。その横には広々とした駐車場が。
行きは右の小道から。
緩やかな登りを楽しみます。
今にも崩れそうでした。きっと罠だ・・・簡単に迂回できるのでちょっと重い私は迂回しました。
道は広々していて気持ちがいいです。ピンクや紫の花が咲いていてきれいでした。
この道は廃キャンプ場に続いていて、自然の中で朽ちていく人工物がなんだか素敵でした。
廃キャンプ場です。右の廃屋はちょっと怖かった・・・
花を見つめ佇む M.I. さん。
看板がたくさんあり、道はわかりやすかったです。瀬戸岩へ向かいます。
瀬戸岩を望む岩場に出ました。記念にパチリ。
CLのTNさんがあの岩の先まで行けそう!と道を見つけます。
足場は広いですがビビる新入会員のわたくし。
一方沢もバリバリされるMIさんは余裕の表情。
これはムラサキヤシオ?
笹がおおい茂る棚山高原。
棚山山頂に到着しました。展望は・・・緑が覆い茂ります。
ここから宇連山までのルートには、このような岩場がところどころあって楽しいです。
ひたすら上ります。
途中の見晴らしの良い場所でお昼休み。
遠くを指さす先輩。何が見えますか?
遠くにかすんで南アルプスが見えました!
矢印はありますが、この岩はルートではないようです。それでもやっぱり上りたくなってしまいますよね。
岩々しています。
ミツマタと呼ばれる植物だそうです。枝が三つに分かれていることからそのように呼ばれています。
でも、四つに分かれているものも、結構あった・・・
宇連山山頂です。なかなか長い道のりでした~。棚山から宇連山までのルートは登山者少なめでしたが、宇連山はにぎわっています。
東海自然歩道の休憩所です。広い。
先ほどの休憩所から、その後の道を少し間違え引き返します。どうしても広くて歩きやすい右側の道を行ってしまうんですよね。
GPSがあったのですぐ気が付きましたが、あのまま広い道を行っていたら全然違うところに行ってしまうところでした。
その後は緑に包まれた道をひた降ります。
大島の滝。70mの落差があるそうですよ。
いよいよ駐車場そばまで戻ってきたとき、私たちは見つけました。あなたはもしかして・・・
ミッ〇ィー?!
駐車場前にはせせらぎがあります。
ここで顔と手を洗って心身ともにリフレッシュ。やっぱり山の水は最高!
帰り道の橋からきれいな滝が見えました。「何やら見覚えがある」とMIさん。なんと以前この滝のある橋から入渓し、大島の滝まで登られたのだそうです。
まとめ
今回の山行は緩やかながらもアップダウンがあり、終わってみると思いの外に大変だったな〜と感じました。それでも歩いている最中はただただ様々な表情を見せてくれる棚山と宇連山に、疲れも忘れ楽しみながら歩くことができました。自然の中で朽ちていく人工物、笹藪だったりシダの森だったり、岩があったり、ぬかるんでいたり、乾燥していたり・・・日帰りでこんなに多彩な変化を見せてくれる山行は初めてでした。同行させてくださった先輩のT.N.さん、N.M.さん、M.I.さん、K.Nさん。そして棚山と宇連山、ありがとうございました!